導入事例

国宝 久能山東照宮

近年の建物火災では、電気火災の占める割合が増加傾向にあります。
貴重な文化財も例外ではなく、2019年秋に世界遺産の首里城(沖縄県)が全焼した事案も、 原因は特定されなかったものの、電気系トラブルの可能性が挙げられていました。 国民的財産である文化財を焼失しないために、
電気火災を未然に防止する対策を日東工業からご提案いたします。

久能山東照宮

400年超の歴史的な建造物ならではの準備と工夫。

貴重な文化財のため、市・県・文化庁から設置承認を得る必要があり、時間をかけて準備を行いました。
現地での調査も重ね、久能山東照宮全体を電気火災から守るために はどの分電盤にスパーテクトを設置すればよいか等、現代の施設とは異なる特殊性を 考慮してプランニング・設置に臨みました。
機器を建物に固定する際に極力ねじを使用しない工夫も、今回の事例で得たノウハウです。

事例詳細

設置機器

スパーテクト(放電検出ユニット)9台
感震ブレーカー 4台

設置場所

渡廊、神楽殿、神饌所など(すべて重要文化財)